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2008年11月25日 (火)

CRAY のパーソナル・スーパー・コンピュータ Cray CX1

Tob_cray16  Cray-1 と言うと 1975年に発表された CRAY 社のスーパーコンピュータで少年だった自分は SF 映画に登場しそうなコンピュータの井出に興奮したものだった。自分がコンピュータ関連の仕事に就いたのもこのコンピュータに憧れたと言っても過言ではない。

  • CRAY-1 三輪 修「私のコンピュータ開発史」

 この方の話に依れば、1980年1月、CRC(センチュリー・リサーチ・センター:東京都中央区日本橋)が日本で初めてこのCRAY-1 を導入したらしい。

Cray1w300

仕様
 ・マシンサイクル:12.5ns
 ・演算ユニット:12個 (浮動小数点演算ユニットは3個)
 ・演算データ幅:64ビット
 ・ベクトルレジスタ:64語(1語64ビット)が8組
 ・主記憶:最大4MW 16バンクのインターリーブ サイクルタイム50ns
 ・演算速度:浮動小数点加算 75ns, 同乗算 87.5ns 
主な特長
 ・12.5ns 単位の高速パイプライン(理論的な最高速度は浮動小数点演算で
80 MFLOPS
  ・高速ICメモリで構成されたベクトルレジスタ(64ビットX64エレメントが8組)
 ・ベクトル演算処理におけるチェイニング機能

 当時 80 MFLOPS という性能がどの程度凄いことだったか判らないが、現在パソコンに搭載されている Intel Core2 Quad (3GHzクロック)が1つのコアで 22 GFLOPS、4コアだと 88 GFLOPS ということなので、浮動少数演算能力だけを比較すれば現在のパソコンの 1,000分の1の性能だったということになる。CPU のクロックは 100MHz だったと記憶しているが、1976年に登場し爆発的にヒットしたマイコン TK-80 が 2MHz だったのでまあ凄いことだったと思う。

 そのクレイ社が初めてインテルのプロセッサを採用したパーソナルなスーパーコンピュータを発売した。

Cx1w300

最大8つのノードと16基のインテル®Xeon®プロセッサ(デュアルコアまたはクアッドコア)を搭載することが可能です。1ノードあたり最大64GBのメモリを搭載でき、最大4TBのストレージを内蔵でき、計算、ストレージ、可視化の各ブレードは、導入企業の個々の要件に合わせて適切な配分で構成できます。デスクサイドに配置できる静音性に優れたこのスーパーコンピュータは、Windows® HPC Server 2008を採用しており、さらにLinuxでの運用も可能にしました。

 いよいよ、個人ユースでスパコンを導入出来る時代が到来した。その性能たるや、760 GFLOPS ということで、これで 3D 動画等を作成すればレンダリングの時間等飛躍的に短縮出来るだろう。しかも電源が AC100V と日本家庭にも対応している。但し、消費電力は 1,600W なのでエコキュート深夜電力契約として夜間使用することをお勧めする(笑)値段は最小構成で \350万、最大でも \700万なので高級車を買うつもりで個人購入する人も居るだろう。(バブル時代でもないから無いか… coldsweats01

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