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2009年2月 4日 (水)

六角大王の苦悩

 ロクスタ 2008 の追加データで 可動F さんに作って頂いたツインテール娘のステージ衣装で、頭部にどうしてもリボンを付けたい。死ぬほど簡単な筈のことで何時間も悩み続けた。

Photo_7

モデル製作者である可動F さんに、このデータでは問題が起こると指摘されてしまった。

やりたいことは簡単で、左下のモデル頭部のヘアバンドをに右下のモデルの頭部を飾っているリボンに置き換えるだけのこと。

W300_3 W300_4
Pastew300 Gouinw300先ず ピンクの衣装のヘアバンドを削除してリボンを貼り付ける。
W300_8

骨を入れる。

頭部や胸部は硬い骨があって歪んだりしないので、頭と胸部分は「選択範囲を硬い影響範囲に」と設定してポーズをつけても面の歪みを抑える必要がある。

可動F さんの ロクスタ 2008 のドキュメントに依れば、頭部のみ硬く設定しているとのことで、胸部や足の裏等は硬く設定しないことにした。

W300_9

W300_10

W300_11

骨組みを「肉付けも変形(T)」と設定して、投げ縄ツールで頭部を選択する。

このとき、髪の毛も含めて選択したいが、衣装の一部も選択してしまうので、敢えて投げ縄ツールでは頭部を大雑把に選択する。
W300_12

この後、魔法の杖ツールを SHIFT キー併用で使って選択範囲を髪の毛の先まで追加する。

最初から魔法の杖ツールを使うと次の「選択範囲を硬い影響範囲に」設定が何故かグレー表示となって設定出来ない。

W300_13 選択された範囲を、骨組み - 「選択範囲を硬い影響範囲に」設定し、骨組み - 骨組みを有効(E) として一先ず完成。

左下可動F さんのオリジナルと右下リボン付を比較しても全く同じポーズを取ることが出来るので、これは成功したと思う。

むしろ、髪の毛がポーズの影響を受けず、自然に下がっていて良い感じがする。

W300_5 W300_6
次に、ステージ衣装風ボディ(ちょっとアレンジ).6KT の青い衣装にもリボンの付いた頭部を載せたい。
W300_14

Pinkribboncopy

Dgouseiw300

既にリボンが搭載されている頭部を使って、慎重に胴体との位置合わせを行って合成する。

0772w300

更に可動F さんに指摘された、骨の中心位置の設定がイマイチ理解出来ない。

0772w300_2

指定された(0、77、2)の座標に中心を設定すると胸の位置が骨の中心となってどう見てもおかしい。

取り敢えず、これを理解するのは後回しとして…

確かに頭部の仕上がりがピンクの衣装と今回のブルーの衣装では違う。

これが、骨の中心位置設定が正しくない為ということか…

Pink Blue
W300_15 W300_16

ここであることに気づいた。

同じ望遠レンズを使って表示させると、写り方に差が出る。
ピンクの衣装:標準レンズの視野 81°焦点 25mm
ブルーの衣装:標準レンズの視野 35°焦点 68mm

Pinkw300

元々のオリジナル・データを見てみよう。

標準レンズの視野 81°焦点 25mm

Bluew300

ステージ衣装風ボディ(ちょっとアレンジ).6KT の青い衣装は

標準レンズの視野 35°焦点 68mm

Bulew300 これをオリジナル衣装同様に、標準レンズの視野を「最初の視野に戻す」ボタンで視野 81°焦点 25mmに変更した上で頭部を合成してみる。
今度は完全に揃った! Photo_2
Photo_3

 胴体と頭部のレンズ視野の違いで合成した結果に差異が出るとは、六角大王の設計思想は如何なものか?それとも、3D 作画ツールというのはそういうものなのか?

 レンズの視野や焦点距離というものは出力されたオブジェクトに対してのみ影響するんじゃないの?それとも、ピンクの衣装から骨を抜いて頭部を切り出してコピーした自分の操作自体に問題があるのか?

 骨の中心問題とばかり思っていたので、解決に時間が掛かってしまったが、結局骨の中心設定が理解出来てないので、引き続き勉強しなければならない。

 余談だが、自分は仕事柄、開発品が完成すると取り扱い説明書を書く仕事もしている。必要にして且つ十分な説明を行う為には想像以上にページが膨らむことが多く、書いていてホトホト疲れる。これが完成すると品質保証部が取り説の検証を行う。誤字脱字読み難いとか、リスクが明記されていないとか…じゃあお前が書いてくれよ!

 …な訳で取り説を日常書いている反動か、取り説を読むのが嫌いだ。なモノ読まんでも期待通りに使えないソフトじゃどうなの?と思っている。

 流石に可動F さんにも「質問する前に取り説位読もうよ」と怒られたが、六角は取り説読まねば扱えんわ。読んでも理解出来ないことが多いが…

ひでのブログ http://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/

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コメント

どうも、お久しぶりです。
かなり迷走しちゃってるっぽいのでコメします。

>視野角度
位置を調整する時に数値入力ウインドウで位置を確認されましたでしょうか?
あと、位置合わせする時にレンズは「平行」になってましたか?
もし、「標準」などになっていたら位置はずれてしまいます。
<見た目は同じでも位置は微妙に違います。
骨入れ作業は「平行」の真正面でやれば間違いないです。
ですが、たまに吸着のチェックが入っているのに真正面になっていない時もあるので要注意です。

ちなみに中心位置が問題になるのは、「肉付けの合成」やさしスタにデータを持っていった時だけですよ。

私は結構六角を使ってきてますが、さしスタ仕様の(0、77、2)縛りはストレスですw
ぼーっと骨を調整してたら、中心点を無意識に動かしちゃってる時があって泣きながらやり直ししたりしましたw

投稿: ルオ | 2009年2月 4日 (水) 23時22分

ルオさん、お世話になります。

>「標準」などになっていたら位置はずれてしまいます。
ゲゲ!視野角度を [ 最初の視野に戻す ] 必要から標準で
合わせた様な…
平行で合わせれば、視野角度を双方で合わせる必要がない
訳ですね。

>骨入れ作業は「平行」の真正面でやれば間違いないです。
いちおう、正面と真横の2面からチェックしましたが…

>たまに吸着のチェックが入っているのに真正面になっていない時もあるので要注意です。
なるほど、参考になります。

>さしスタ仕様の(0、77、2)縛りはストレスですw
そこまで、技術が辿り着いていないので、骨を調整
するのは未だ先だと思うので、実感がありません(笑)

しかし、六角を触っていると時間が経つのが早くて
あっという間に夜が更けてしまいますね。
さっきは「範囲選択」する業を試行錯誤するのに2時間
掛かったし…

また、気がついたことあったらアドバイスお願いします m(_ _)m

投稿: ひで | 2009年2月 4日 (水) 23時56分

ついでにもう1個v

領域を選択する時には、先に選択したくない部分を選択して、「表示」→「選択領域を隠す」or(Ctrl+H)で
非表示にしちゃってから作業すると楽ですよー。
非表示なのを表示させるのは 「表示」→「全部を表示」or(Alt+9)でおけ。

投稿: ルオ | 2009年2月 5日 (木) 21時19分

ルオさん、まいど~
「選択領域を隠す」ですね。なるほど~
毎日発見することがあるし、教えて頂くこともあって
楽しいです。

でも、モデル作る人はやっぱり凄いですね。
ここに頂点を置くとこういう面が出来る…ってイメージが
頭の中で出来上がっているんですね。きっと。

自分もピングーから始めようと思ってますが、まだまだ
ですね。

最近は、同僚にさし絵がなくてつまらん!と怒られたり
してますww


投稿: ひで | 2009年2月 5日 (木) 22時53分

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