理研のスーパーコンピュータ「京」、演算速度が毎秒1京回…らしい
NECと日立製作所が、政府主導の次世代スーパーコンピュータの開発プロジェクトから手を引くと聞いて既に2年。理研のスーパーコンピュータ 「京」 の演算速度が毎秒1京回になったらしいが、1京回と言われてもピンと来ない。
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1秒当たりの浮動小数点演算回数(FLOPS)が10.51P(ペタ)FLOPSを達成したと発表した。10Pは1京に相当し、名と実が一致したことになる。 |
ひでのブログでも度々登場して貰っている CRAY 社のスパコン CRAY-1 が 1980 年当時 80MFLOPS だった。
- CRAY のパーソナル・スーパー・コンピュータ Cray CX1 2008年11月
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身近な例で挙げれば CRAY-1 の 1,000倍の能力が Intel Core2 Quad (3GHzクロック)で、1つのコアで 22 GFLOPS、4コアだと 88 GFLOPS だった。 |
更にその 100 倍の能力が此のスパコン 「京」 という訳だが、「京」 の CPU 数が 88,128 個だというので、CPU 1個の処理能力を単純に割り算すると 「Intel 入ってる」 よりも格段に性能が低いと言える。
普通にパソコン 100 台並べたんじゃダメなのか?(笑) <そんなスパコンも現実にあります>
最近のスパコンは CPU ブレード数を増やして CPU の数で勝負!といった感があるので面白くないね。
液体窒素使ってバリバリにクロックを上げて運転していたスパコンの方がカッコ好かった。
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