W2600 にヒートシンクを付けて見ることにした。手持ちのヒートシンクを探したが、流石に小さなヒートシンクは持ってなかったので、「PCデポ」に行ったが、メモリ/チップセット用ヒートシンクという 22×8×5mm のヒートシンクしか装着可能な物は置いておらず、今一放熱効果を期待出来ないが買ってみた。
このままだと、隣接するコンデンサに干渉して装着出来ないので、5mm 程折って捨てた。
LM1117 に装着して温度計(熱伝対)も付けた。このとき、ヒートシンク全体の温度は 29℃
TVを視聴して温度が飽和する点を探す。30分程で51℃となる。この状態で一度電源を OFF して再び ON としても例によって起動出来ない。この程度の放熱板を取り付けても効果はない様だ。しかしこの温度でサーマル・シャットダウンが働くのも納得出来ない。レギューレータの石自体が既に壊れているではないだろうか…
今度は温度が自然と下がることを待って、電源投入可能な温度を調べた。37℃で起動出来た。ヒートシンクなしの場合何度まで上昇するかを検証することを忘れたので、ヒートシンクを取って再び飽和温度を探る。
あれ~ヒートシンクがない方が温度が低い、せいぜい48℃しか上がらない。モールド部分に貼っても意味がないのだろうか?
LM1117 が入手出来れば交換して様子を見たいが、ヒートシンクを下手に付けずファンで冷やす方が良さそうだ…
取り敢えず、LM1117 が入手可能となる迄は、ファンで冷却して使用することにした。
LM1117 を交換出来たとしてもファンで冷やしておくに越したことはなさそうだし…
シールド・ケースの丁度穴が開いていない部分に LM1117 が存在する 為、シールド板にファン穴を開けるため、適当な穴にリーマで大きな穴に広げ、ハンドニブラ(板金切断工具)で工作出来る様にする。その後、ハンドニブラで大きな穴となる様に切断していく。最後はファンを装着してひとまず完了!
FANの電源は外部から供給しているので、最終的には内部の適当な部分から12Vを供給する様にするつもりだ。
これで終わりとなると釈然としない感もあるので、是非とも部品交換は行ないたいと思う。
W2306C の方をもう一度分解したのだが、LM1117 は使われてませんでした。(変わりに AZ1117 とか AME8815 が搭載されている)
W2600 の空冷に使用していたファンをシールド・ケースの外側から取り付けると、LM1117 との距離が増えたためか風量不足で、長時間使用後に起動出来なくなったので、ファンを XINRUILIAN Electric 6cm 25mm 厚 2,500rpm 騒音 18.86db (これまでのものよりも動作音は静かだが、厚みがある為風量が大きい)に変更して結果OKとなった。ファンの回転音は殆ど気にならない極めて静かなファンだ!
W2600 の LM1117 は TO-252 パッケージなのだが、TO-220 パッケージなら入手出来そうなので、放熱効果も高いこちらに換装してみる予定。
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