64MB のビデオメモリで Aero が動いた本当の理由
先日、ビデオ RAM 64MB でも Vista の Aero が動く訳という記事を書いて、どうやら大恥をかいた様だ。
Aero を動かすためにはビデオ RAM について次の条件を満たす必要がある。
・1024× 768(XGA) = 786,432 pixel → 64MB
・1280× 800(WXGA) = 1,024,000 pixel → 64MB
・1440× 900(WXGA+)= 1,296,000 pixel →64MB
・1280×1024(SXGA) = 1,310,720 pixel →128MB
・1400×1050(WSXGA ) = 1,470,000 pixel →128MB
・1680×1050(WSXGA+) = 1,764,000 pixel →128MB
・1600×1200(UXGA) = 1,920,000 pixel →128MB
・1920×1200(WUXGA) = 2,304,000 pixel →256MB
Microsoft では、Aero 稼働に必要なビデオメモリー量について以下のように示している。
- 1,310,720 pixel 未満のディスプレイ1台ごとに 64MB
1,310,720 ~ 2304000 pixel のディスプレイ1台ごとに 128MB
2,304,000 pixel 以上のディスプレイ1台ごとに 256MB
この際、帯域幅とは無関係でリフレッシュ・レートは Aero の動作とは関係ないのであった。
従って、自分のNVIDIA Quadro NVS 285 では Aero は動かない筈なのである。しかも DUAL DISPLAY ともなれば尚更だ。
では、何故実際には動いているのか?
簡単だった UMA に依って、メインメモリからビデオ・メモリに割り当てられていたのだ。
専用ビデオ・メモリは 64MB 、メインメモリは 1GB を搭載していたので、メインメモリから 255MB を共有して利用可能な全グラフィック・メモリは 319MB だった。
UMA という技術はマザー・ボードに onboard で搭載されるチップセット統合グラフィックスに使われるものだと思っていたし、メイン・メモリがシェアされる場合はシステムのプロパティでメモリ搭載量をみると、その分目減りする筈なのが、255MB も目減りしていない様に見えるので気が付かなかった。この辺りは Windows XP 等とは数値の表現が違うのか?
という訳でお騒がせしました。指摘される前に自己解決出来て良かった…
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