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2007年2月26日 (月)

ホイールを回転しようとするとホイール・ボタンも押してしまうマウスを分解調整する

 昨日、やっぱり安物の Wireless キーボード&マウスはダメだなという記事を書いたところ、「Microsoft のマウスを買って使っているけどホイールを回すと、どうしてもホイール・ボタンを押してしまうことがあって悩んでいる」…という人からメールを貰った。原因はホイールの回転に”ぐりぐり”としたクリック感を得るための内部構造に問題があるのだ。

 「分解してホイールがスムースに回転する様に改造して使っている。」と書いたが、「どの様に改造したのか説明して欲しい」という要望を受けて解説したいと思う。改造と言っても中を開けてプラスチックのテンショナを曲げて調整しただけに過ぎないのだが…

Ura  Microsoft Wireless Optical Mouse 2000 の場合は、電池フタを開けるとInter 1本ネジが見えるが、コレを外すと簡単にマウスの底板とグリップ部を分割出来る。(IntelliMouse Optical 等は裏面の滑りを良くする為の卵型の黒いシートを綺麗に剥がして隠しネジ4本を外す必要がある

 ホイール部分を見ると内側にピニオン・ギア状のギザギザが付いていて、この”ギザ”部にプラスチック製のテンショナが当たって回転の度にクリック感を得ることが出来る様になっている。不用意に回転してしまわない為の抑制でもあるが、指先へ与える感触を生む役割の方が大きいと思われる。

Wheelw300  改造ポイントだが、”ギザ”部に当たるテンション・レバー (写真の矢印部分)を回転中心側へ曲げてピニオンへの当たりを弱くすることだ。ラジオ・ペンチ等を使って適当に曲げてみる!簡単には折れてしまうこともないと思われるので、曲がったかな?と思ったらホイールを(回転)動かしてクリック感を試しながら調整すると良いだろう。クリック感が軽くなるとホイールを押してしまう無駄な下向きの力が懸からずにホイールが回転出来る様になる。

 少々ホイールの回転が重い様だね。最近の Microsoft 製マウスは…ホイールは軽く回転して欲しいと願うユーザは多いと思うけどな~微妙に設計ミスしてると思われ。


 Microsoft Wireless Optical Mouse 2000 には、IntelliPoint マウス ソフトウェア が付属しないが、下の Microsoft のページから(無料で) DL 出来る。

IntelliPoint ソフトウェアによって、Microsoft® マウス特有の機能をカスタマイズできます。各マウス ボタンの割り当てを変更し、特定のコマンドやショートカット、またはアプリケーション特有の機能を実行するように設定できます。また、ポインタの速度や新しくなった水平スクロール機能などのマウス設定を変更することもできます。

 世の中同じ不満を抱えている人は居るものだな~と再確認したと同時に、自分の拙いブログを読んで反応してくれる人も居るんだと思うと少し嬉しくなった。

ひでのブログ https://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/

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