ヘッドマウント・ディスプレイ
大昔(恐らく1998年頃) SONY の グラストロン という未
来チックなヘッド・マウント・ディスプレイが欲しかった時があって、店頭で実物を手にしてはため息をついていた、というのも値段が \300,000 程だったので、とても購入出来る代物ではなかった。
今日、部屋の整理をしていたら1年以上前にネットで購入した ”ヘッドマウント・ディスプレイ” GVD-310 が出てきた。最近は安物で \12,000 程度で 18万画素位の商品が購入出 来るが、これを購入して、ちょっとだけ試すと直ぐに押入れ行きとなったモノだ。
何故、押入れ行きになったかと言うと幾つか理由があるが…
- 自分は視力が悪く、コンタクトレンズを使用しないと使えない
- 画素が荒くて映りがダサイ
- カメラのファインダーで言う処の”ハイ・アイポイント”でない
- やっぱり目が疲れる
等々。当時 PS2 に繋いで ”太鼓の達人” を遊んでみたが酷く違和感を覚えた。
大抵の人が興味本位で購入するが、1時間使ってみて放り出す様だから、このブログを読んで欲しくなった人は注意を…
但し…
- 寝ながらビデオ鑑賞が可能という点については大きなメリットではある。
高級機となれば ”ハイ・アイポイント” なのだろうが、アイピースにかなり接眼しないと画面がケラレるのだ。なので、メガネは使用出来ず、コンタクトレンズを装着してやっと使用可能となる。一眼レフ・カメラには珍しくない視度調整レンズ等のオプションも \12,000 程度の製品に用意される訳もない(SONY Glasstron でさえ、その様なオプションはなかったと思う。)
10年前にも思ったが、眼球の至近距離に位置する液晶画面なのに、どうしてメガネが必要なのか?この点は本当に2m先の画面を見ている様でピントが合わない。
近視なら近い距離のモノは見える筈だ。自分は自慢じゃないが、裸眼視力が右 0.03 左 0.1 の為メガネ or コンタクトレンズなしでは日常生活を送ることも儘ならない。
また、一時は各メーカーから色々な製品バリエーションが出たが、ある時期(恐らく 2002年)を境にこのテの商品は国内全メーカー共に販売を辞めてしまった。成長途中である子供の眼に影響が出ることや、眼精疲労等が主な原因だったと思う。
- ソニー:グラストロン:PLM-50など
- キヤノン:グラスタイプディスプレイ:GT-270
- オリンパス:Eye Trek:FMD220など
- 島津製作所:DataGlass
- DAEYANG社:i-visor:FX601など
- タカラ:ダイノバイザー
最近の国内メーカーが持つ高い技術で製品開発していたらと思うと残念だ。
そんな訳で、久々に映像を見てみたくなったので、適当な映像ソースを探した…
最近は映像出力が HDMI や D端子といった出力になっていて、少し前は自分の PC にも TV-Out 出力に Composite Video もあったが最近は DVI しか使っていない。今や RCA ピン・プラグのコンポジット・ビデオ信号出力する AV 機器が手近にないじゃないか!
段々面倒になってきた…
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コメント
テレビ視聴って今時見てる人いるのかなあ。
くだらないですよね。
テレビ録画なんか辞めて、こんな古いのでなくViveとかOculusGoとかがおすすめです
今はビデオオンデマンドの時代ですよ
投稿: 匿名 | 2019年1月 3日 (木) 08時34分
匿名 さん、コメントありがとうございます
この記事は12年前に書いたもので、私も…
https://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/oculus-go-54c2.html
OculusGo 使ってます
投稿: ひで | 2019年1月 3日 (木) 10時16分