Windows Vista の ReadyBoost を試す(2)
Windows Vista の Ready Boost だが、効果の程はやっぱりよく判らん。
Ready Boost 対応の USB フラッシュ・メモリが安かったので購入し使ってみるものの、どうやって効果を数値的にテストすれば良いか判らんし、お!速くなったなと実感したので、試しに USB メモリ外してみても変わらんし…精神衛生上の問題じゃないか?
PC の総合ベンチマークで有名な PCMark05 を使って Ready Boost 有無の結果を見る。
Ready Boost に依って Windows の起動は速くなるという声はよく聴くが、それ以外ではあまり効果の程を評価している人は居ないみたいだ。自分は、そもそも PC をシャットダウン等しない人(スタンバイ状態で待機させてある)なので、起動が速くなっても意味がない。
また、DOS/V POWER REPORT 2008年1月号に「Windows ReadyDrive を試す」という記事があったので読んでみると、対応 HDD の登場でようやく普及期に入りそうだとあって、Seagate の 256MB フラッシュメモリ搭載 2.5インチ HDD [Momentus 5400 P.S.D ST91208220AS] を使ってパフォーマンスを検証しているが、殆ど効果がない。体感的にどうかという点も殆ど感じられない。サービスパック1(SP1)で改善されるという噂?…という内容だった。
恐らくは、Ready Boost についてもそんな処なのではないか?
そこで、他の人の文献を探してみた…
- 「Windows ReadyBoost」でどれだけWindows Vistaが軽くなるのか? nikkei TRENDY net
抽象的な表現ではあるが、「全体的に速度の向上がハッキリと感じられ、効果は大きかった。」とある。また、アクセス・スピードの速いものは効果大と書かれているので、自分の使う USB フラッシュ・メモリの速度を今一度測ってみる。
計測には、HDD、USBメモリなどの転送速度を測定するベンチマークソフト CrystalDiskMark を使う。
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ランダム 512KB ライトが 0.942MB/S しか出ない!騙されたな! ADATA PD19 は ReadyBoost の必須条件を満たしていない。どおりで ReadyBoost 機能のアピール度がメチャ控えめだと思ったぜ! |
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ReadyBoost 必須条件:
ReadyBoost 推奨条件:
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そういう訳で、ADATA PD19 は ReadyBoost 必須条件に非対応だから、効果が見えてこなかったのだと思う。安物買いはダメだな。(いちおう最初からそういう事態は想定済み)普通に USB メモリとして使おう…ReadyBoost 対応の USB フラッシュメモリ 4GB が \4,000 程度では買えない (2007年12月現在) ということが判ったぜ。ちゃんとした対応品を購入して仕切り直しだ。
GREEN HOUSE の PicoBoost GH-UFD4GBS という正規対応品を購入して再び試す
- Windows Vista の ReadyBoost を試す(3) 2007年12月10日追記
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