成人識別装置付タバコの自販機

　昨年（2008年）7月から導入された taspo （未成年者による自動販売機からのたばこ購入防止のため、成人であることを厳格に確認したうえで発行される成人識別 ＩＣ カード）を、自分は喫煙者だが所有していない。顔写真を撮影するのが、なんとなく面倒で申し込みをしていない。べつにデジカメでササっと撮影してしまえばそれまでだし、ブログ記事のデジカメ写真を毎日大量に撮影しているというのに…

　なんでも、昨年は百貨店の売り上げよりもコンビニの売り上げが勝ったらしく、taspo 導入の余波、コンビニ ATM 等の影響もあるとのことで、自分もコンビニで対面販売によるカートン購入をしている。

　そんな訳で、タバコを自販機で全く購入しなくなった。成人識別装置付きの自販機というものが存在するらしいのだが、自分の周りには存在しない。いや、存在するのかも知れないが、自販機と疎遠な為に存在に気が付いていないのかも知れない。

　興味があるのが、どの様なアルゴリズムで 「成人 」と 「こども」 を認識しているのだろうか？子供が付け髭で変装したら、どの様な判断をされるのだろうか？まさか自分が 「こども」 と判定される筈もないが、もし判定されると嬉しかったりして、話のネタにするんだろうな…「オレ、成人識別付いた自販機でタバコ買ったらさ～ ”こども” って判定されて売って貰えなかったんダヨ～」などと言って…

	見た目で成人か未成年かを判別する自販機用の装置です。当社の成人識別装置は、顔認証システムで利用者の「顔」の特徴（目や口の周りのシワやたるみ、骨格等）を基に成人識別を行います。自販機に内蔵（搭載）されたカメラに「顔」をお見せ頂くだけで成人か未成年かの識別が可能です。この顔認証成人識別装置が、フジタカの成人識別装置「こどもチェックシステム」なのです。 フジタカ成人識別装置
	例えば、このミラーにグラビアのタレント写真を写して、誰なら「成人」、誰は「こども」という遊びもしてみたい。

　そもそも、人が人を ”見た目” で成人かどうかを判断する基準は何だろうか？フジタカが言う様に目や口の周りのシワやたるみもそうなのだろうが、背の高さや佇 <たたず>まい、或いは着衣（制服やユニフォーム）等で判断すると思う。しかし、この機械は顔だけで判断する必要があるのである程度の高解像度カメラを搭載しているんだろね。で、ないとシワを検出出来ないしな…メカトロ制御ソフト設計に携わる者としては大変興味深い。

　taspo はメンドイよ！いっそのこと、自販機の全てをコイツにしてくれればイイのにな。

　いや、マジ遊んでみたいわ

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