ダウンライトの取り付け（工事篇）

　ダウンライト取り付けの工事に取り掛かる。

• ダウンライトの取り付け　前準備篇

　「ダウンライト取り付け方法」 といった検索フレーズで ”ひでのブログ” に訪れる人がいらっしゃいますが、家の図面があったとしても完成した家に後付で工事する以下の方法はあまり参考にならないと思います。

　理由は壁の中から天井裏へ配線することが、柱や梁に邪魔されて家の構造上出来ないことも多々あると思われ…自分は建築中の家をある時期毎日訪れて写真を撮ったり、自ら電気工事を施したこともあって構造を良く知っているから出来るのであって、穴を開けたものの配線出来ないとなれば泣きたくなるかも知れません。

　家屋内配線は第2種電気工事士の資格も必要です。また、業者さんでも壁を破壊せずに工事することは難しいと言えます。…かと言って壁に配線が露出するのはイヤですよね…

	僅かなスペースを照らすだけなので、開口寸法 75mm のクリプトン電球 径E17 用小型照明器具を使う。 但し、電球は嫌いなので電球型蛍光灯を使いたいが、このままではランプ部分が随分と外へ食み出すので改造する。
	口金部分をスタッドで持ち上げてランプを引っ込めてみる。
	巧く出来た！
	天井の開口にはダウンライト・カッターを使う。普通の自由鋸でも開口出来るが、切り粉が頭上に降り注がないので良い。
	ゴミも降らさずに綺麗に開口出来る。
	開口部の真上にエコキュート制御用電線と、配水管が走っていた！予想外の事態だ…取り付かなかったらどうしよう！！ 軽天金具は巧く避けたのだが。
	ドア横のスイッチ BOX から CD 管を天井へ向かって押し上げる。
	開口部から棒を突っ込んで CD 管を引き寄せる。 殆ど見えない作業なので”職人芸”かも知れない…と自分でも関心する。
	CD 管が通れば後は簡単。天井から CD 管の中に通線工具を通して…
	VVF ケーブルを引っ張り上げる。
	通線が完了したら、CD 管はそのまま、壁と天井に残しても良いが、用がないので、回収してまた別の機会に使いまわす。
	VVF ケーブルの被服剥きは VA線ストリッパーを使う。
	外被服を剥くカッターと
	内被服を剥くカッターで
	簡単に綺麗に処理出来る。 長い間、電工ナイフを使っていたが、これを使い出すともうナイフには戻れない。
	ほたるスイッチを1個追加して…
	直上の配水管との干渉は何とか逃げることが出来た。
	完成！ 家のプチ改造は楽しい。

　実は CD 管を引き寄せる作業で見えないことを想定し、この様な器具を使って CD 管を探そうとしたが、今回のシーンでは使えなかった。

ファイバー・スコープ スコープ先端の照明では遠くにある被写体に光が届かない。 なかなか落札出来ないので新品を購入する やっと落札出来た。

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