iMac G4 の液晶を DVI 接続のディスプレイとして使う（3）

　iMac G4 の液晶を DVI 接続のディスプレイとして使う為の資料を公開します。前回の資料は線色に間違いがありましたので、訂正しました。

　また、前回はコネクタを SCOTTLE さんに工作して貰いましたが、今回は自力でコネクタを作りました。iMac Ｇ４ の液晶を DVI ディスプレイとして活用される方は参考にして下さい。但し、自分は DVI のオス・コネクタを使って製作していますので、メス・コネクタを使用される場合は、pin 番号に注意して下さい。

• iMac G4 の液晶を DVI 接続のディスプレイとして使う（2）
• iMac G4 を Windows PC に改造

	TMDS の非常に細いケーブルを DVI 端子に半田付けする必要があるので、ルーペを使って作業する。
	とりあえずコネクタが完成した。
	出画確認すると、色合いがおかしい！ DVI 側 9-10 pin が逆だったので、前回の記事も修正する。 iMac G4 の液晶を DVI 接続のディスプレイとして使う（2）
	普通のデスクトップの色に戻った。
	実は、筐体にハーネスを通さずに半田付けしたら、コネクタが穴をすんなり通らなかった。
	お陰でハーネスを２本切断してしまった。 修復を試みるが、順番に配線したときは良かったがコネクタの中央部で断線したので、修復しているウチに他の線まで切ってしまった orz
	コネクタに直接 TMDS ハーネスを半田付けするのを辞めて、一旦リード線を取り付け、ショートと、抜け防止の為にホットボンドで周りを固める。
	リード線同士を半田付けすることで断線させ難くしたつもり。
	電源を繋いで、出画させると、問題なく映った。 断線トラブル等もあって、コネクタに配線するのに５時間も費やしてしまった！！

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　iMac G4 の液晶は TMDS という規格の信号で、殆ど DVI の信号に直接接続すれば、出画します。TMDS と DVI の対応は以下の表、或いは前回の記事を参照下さい。

• iMac G4 の液晶を DVI 接続のディスプレイとして使う（2）

　信号名等は気にせずにリード線の色を頼りに配線すれば DVI 化出来ます。

DVI 14pin：PC から供給される 5V 電源です。EDID に依るプラグアンドプレイを行うために相手の液晶へ供給します。
DVI 15pin：GND

DVI 14pin と 16pin （Hot Plug detect）は 1KΩの抵抗でブリッジします。Hot Plug detect は読んで字の如くと思いますが、本当の意味は良く判りません。

　質問があれば受け付けます。

次回は、バックライトの配線について説明します。

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　図に 5V 電源供給部が間違っていて、訂正しました。（2009年8月12日追記）

　DVI コネクタの入手は難しく、メスは通販で入手出来ても、オスは需要もない為か一般的には売られてません。オスのコネクタをどうやって入手したか SCOTTLE さんに聞いた処、DVI ケーブルをハラした…とのことでした（笑）

• http://fa-ubon.jp/product/category_xm4m_omron_e_tab2.html#tabBlock

	ニッパーで DVI ケーブルをハラしてコネクタ部分を取り出す。

　ところが、ケーブルに依ってはハウジングの中を樹脂でモールドしてあって、どうにもモールドからネクタを取り出せないモノもあって、自分は３本 DVI ケーブルをダメにしました。

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