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2009年10月31日 (土)

NAS 機能つきの外付け USB 接続 HDD って…

 普段 NAS を使っていて不便なことは、転送速度が遅いってことかな?Dance × Mixer の生動画データは 2GB とか 5GB のサイズになるので、NAS に転送するにはギガビット・イーサで JUMBO フレーム対応と言えども数分の時間が掛かる。

 ウチにある3台の NAS はどれも一定の転送速度制限が掛かっているらしくて全速力でファイルをコピー出来ない。他のクライアントへサービスする帯域を確保しているらしい。確かに特定のクライアントだけに帯域の全てを許してしまうのは、家中の PC から動画サーバとして使用される以上マズイと思うが…

 こうなると、USB2.0 接続の HDD の方が実効転送速度が高いので、大きな動画データを UP する際は直接 USB で行って、クライアント PC が動画データを参照する際はネットワーク越しに NAS として使うということが出来ればいいなと…

 最近便利そうな HDD が登場していて NAS としても外付けの USB 接続 としても機能する HDD が売られているので、年末にでも買おうかと思っていたが、よくよく仕様を読むと極めて使い勝手の悪いことが判る。

 例えば…

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HDL-Cシリーズは、ネットブックとデスクトップパソコンなど、家の中にパソコンを2台以上持っている場合に最適なLAN接続ハードディスク。ネットワークを介して2台以上のパソコンから同じデータにアクセスすることができるので、ハードディスクを使いたいパソコンにつなげ直して使う必要もありません。また、LANの設定を簡単に行うことができる”EasySetup(イージーセットアップ)”の機能に対応。どなたでも迷うことなく素早く設定を行うことができます。

 Q&A を見ると…

Q:USB接続とLAN接続を両方同時に行なうことはできますか?
A:USB接続とLAN接続の両方を同時に使用することはできません。

 意味ね~じゃん!

 USB 接続のときはネットワークから外す(或いは外れる)のか?面倒クサ。知らないで買う人絶対居るよな!

ひでのブログ https://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/

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パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

>知らないで買う人絶対居るよな!
それは自分です (-_-)
もちろん理由は安かったからです ((+_+))

購入したのはバッファローの640GBで
USBとLANを同時に使う気はなかったので、その点は気にならないのですが、
NASが欲しかったので購入したんですけど、
USBも使えるということで 普通のリンクステーションよりも機能が制限されているようです。
でも 実際設定してみてあまり変わらないような気がしますけど
とりあえずは動画などの大きいファイルはあまり扱ってないので、
その前からあった250GBにリンクステーションで間に合っているので、現在は使用してません。
そういえば この前MediaCenterで録画した2時間番組をNASにコピーしたら えらい時間かかりましたね。
なるほど USB接続よりもLAN接続の方が遅いんですね また勉強になりました m(__)m

投稿: デコラ | 2009年11月 3日 (火) 08時34分

デコラ さん、USB NAS 購入しましたか~
>その前からあった250GBにリンクステーションで間に合っているので、現在は使用してません。
動画を扱わなければ、250GB で間に合いますよね。
でも PT2 の録画番組を NAS に保存するとなると 2TB でも
直ぐに一杯になってしまうかと…

投稿: ひで | 2009年11月 3日 (火) 22時52分

>直ぐに一杯になってしまうかと…

そうですね PT2で録画し始めたら また繋いで使おうと思います。
たしかに 640GBじゃすぐ埋まっちゃいそうですね。

投稿: デコラ | 2009年11月 3日 (火) 23時17分

あるプロジェクトで、BACKUP用の外部ディスクとして注文したら、このHDL-CのT1タイプがきました。
PMが両用で使えると思い気を利かせたつもりらしいです。
でも、HDL-Cって、FAT32フォーマットなんで、2GB以上のファイルが保存できないので最悪です。
NAS機能用のプロセスが握っているのか、NTFSフォーマットへの変換ツールも動きません。
NASなのに、固定IPアドレス設定ができたのかどうかもわからないUIなのも不満です。
IOデータのファンではありますが、バッファロー並の酷いスペックにはあきれかえっています。

投稿: KUE | 2009年11月22日 (日) 15時04分

KUE さん、こんにちは
>PMが両用で使えると思い気を利かせたつもりらしいです。

良かれと思って選択されたマネージャさんもお気の毒ですが、
仕様をよく調べておかないと、当たり前に出来ると思ったことが
出来なかったりして腹が立ちますよね。

自分も I-O DATA 派なのですが、BUFFSHOP の訳あり品や
中古品が安いので、ここ最近は BUFFALO 製品ばかり購入
しています。

投稿: ひで | 2009年11月22日 (日) 16時16分

なんとなく、中見たことがあると、同時に使えると思うことが不思議な気もします。
一応注釈もあるんだけどなぁ。
というか、両方からアクセスできるってファイルのアクセス権限とか、調停処理考えたら「出来る方が怖く」ないですか?
私は怖いですw特に複数人で使うような場合とか、書き換えがぶつかったらどうなる事やらw

USB-SATAドングルならプロトコル変換だけなのに、あの「くそ遅い」CPUがLANもUSBもソフトウェア処理でちまちま処理するとか怖くないですか?

HDL-Cの場合、安さだけが売りなので、多分CPUも安い駄目な奴ですし、OSが非公開のRTOSとなっているのも「そこまでしてもあの程度のパフォーマンスしか絞り出せない」のに二つも転送処理させて大丈夫かはかなり不安になってしまいます。
なんとなくCだけは、いつもより更に外注に丸投げしている雰囲気もありますね。

HDL-Sの「NTFS」っていうのもLAN接続時にどうなってるのかちょっと気になります。
x86じゃ無いはずなので、XPのそれが使われているわけもなく、Linuxベースですから、そんなに安心して使えるほど進展してた記憶が無いんだけども…。

投稿: お! | 2010年2月 7日 (日) 02時41分

お!さん、まいどまいど~

調停を言えば、ネットワーク上でも多くのクライアントから
アクセスがある訳だから、同じ様に調停すれば良い訳
だけど、USB と LAN を完全に分けてファームが設計され
ていると確かに難かしそうですね。

逆に、分けないと折角 USB で高速アクセスが出来なく
なるので、意味無くなってしまうでしょうけど。

お!さんの仰る通り、あの値段ですから希望通りに動作
するとなれば怖いのは怖いですね。オフィスで使うには
勇気が必要ですかね?(笑)

投稿: ひで | 2010年2月 7日 (日) 14時09分

NASとしては、基本的にはsambaなので、オフィスでも大丈夫な筈です。
こっちは「ネットワーク越しにネットワークに適したプロトコルで」データが投げられるので、大丈夫なはずです。
が、それにUSBという大容量マスストレージというローレベルでアクセスするような処理と併用っていうのは凄く怖いですw
USB接続の場合、データがどうこうじゃなくて、直接扱うストレージとして、「ファイル」じゃなくて「セクタ」とか「クラスタ」という形でのやりとりをするわけで、内部では、それをファイルアクセスとして変換の上、どのファイルなのかを確認し、LANのアクセスともぶつかっていないかを確認しなければならないということになります。
それを低速CPUでっていうのはかなり怖い。でも、汎用の大容量ストレージデバイスとして認識するように作るということはそうなってしまうことになります。実装としては、USB優先で、USB接続時には、USB-SATA変換回路だけが有効で、残りはスリープ。USBが無効の場合は、NASとしてOSが起動しているだけだと思います。

逆の発想で良ければ、USBデバイスサーバなんてものがありますね。
ドライバの方を仮想化して、ネットワーク上をクライアント同士で接続してUSBのデータを流すというものがあります。
速度がLANベースになってしまいますし、USBのLAN化なので、1:1で繋ぐ(別端末からのアクセス時には切断処理をしないといけない)必要があるのですが、個人でつかって、物の移動がめんどくさいというときには、プリンタなんかは双方向通信が出来るので、個人で使うには変にサーバ立てるよりも利便性は高いかも知れません。

投稿: お! | 2010年2月 7日 (日) 14時29分

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