JUNK な液晶パネルからバックライトを取り出す

　JUNK 気味なタッチパネル液晶を購入したものの、どうにも出画しない為、バックライトを取り出して２次利用することにした。

• タッチパネル液晶と試行錯誤再び

	こちらは、圧迫痕があって、交換した iMac G4 の液晶パネルから取り出したバックライト iMac G4 の液晶パネル交換
	インバータを繋いで点灯させると、綺麗に１５インチの面が白く発光する。
	タッチパネル液晶から取り出したバックライト
	こちらも、インバーターを繋いで点灯させると綺麗に光った。
	出画しない液晶自体は廃棄する。
	VGA 基板も不要なので廃棄するが、基板上には有益な部品（ DC - DC コンバーター ）が乗っていたのでこれを外しておく。 VGA 基板の１枚は誤って 5V のところを 12V 印加してコンバータを壊したと思ったが意外にも無事だった。
	回収したDC - DC コンバーター は DC-5V を入力すると DC-12V が出力されるもので、取り出せる電流は 120mA だが、5V,12V を使う機器にどうしても単一 5V で駆動したい場合大変重宝する。
	で、取り外したバックライトは、例えば飾り棚の背面ライトとして…
	こんな感じにも使える。

　バックライトと言えば、もう 20年近く前だろうか、nintendo 初代ゲームボーイにバックライトを仕込んだことがある。この頃の携帯ゲーム機にはバックライトが搭載されておらず暗い室内では遊ぶことが出来なかった。

　初代機は 1989年４月に発売されメーカー希望小売価格が \12,800 だった。

	引越しで捨てたかと思ったが押入れを探すと捨てずに残ってた！ 「NSS」 倒産してしまった自社のシールが貼ってあったりする (^ ^;
	バックライトは今時のゲーム機の様に明るく光るモノではなくて、真っ暗な室内でもゲームが出来るという程度の明るさしか確保出来なかった。 昼間の野外だと、バックライトが点灯しているかどうか判別出来ない位暗い照明だった。

当時 EL パネルと、昇圧トランス等がキット化されていたと思った（価格は \9,000 程だったと思う）。右下のパテで埋めた部分が高圧発生部品で、白いリードでバックライトに繋がっている。 バックライト自体は左側の基板裏面に取り付けてあって、液晶パネルを注意深く剥がして取り付けた記憶がある。

　その様な訳で、薄くて面で発光する液晶用のバックライトは色々と使い道があって、捨ててしまう液晶ディスプレイがあったらバックライトを外して取っておくと、工作好きな人にはきっと役に立つと思う。

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