リビングのネットワークメディア・プレーヤーなら LT-H90DTV や PlayStation3 が既に在って、特に必要という訳でもなかったけど Buffshop で LT-V100 が \6,300 と破格で売られていたので思わず注文してしまった。
LT-H90DTV はメディアプレイヤーと TV 機能の切り替えに信じられない程の時間が掛かる為に我が家では保存目的としない(見たら消す) TV 番組録画専用機となっている…が、メーカーが一流ということもあってか録画事故がなく、ましてハングアップ等が起こらない理由と操作性の良いことから最近では専ら torne にその座を奪われている。
録画した番組を保存して家族で共有したい場合は、friio のダブルチューナで録画している。
地デジが録画出来るチューナって我が家に一体何台存在するのだろうか?段々その数が把握出来なくなってきている(笑)但し、B-CAS カードが圧倒的に不足しているがww
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LT-V100 は2010年7月下旬に発売された USB 接続の HDD やネットワーク上の映像・音楽などを再生できるメディアプレーヤーで 2010年9月現在 \9,000 程度で販売されている。
HDMI ポートを装備してフルハイビジョンテレビで映像・写真・音楽を楽しむことが出来る他に外付け HDD を PC でアクセス可能な簡易 NAS 機能も搭載している。 |
簡易 NAS 機能は LT-V100 の電源がオフである時は機能しない。少し高級な NAS はマジックパケットを送出すると電源を投入出来るウェイクオン LAN 機能を搭載した物があるが、LT-V100 はあくまで簡易 NAS 機能なので、その様な機能は搭載していない。
しかし、メディアプレーヤとしての機能の他にファイル・サーバとしての機能を有していることは NAS を構築していない一般家庭では意外にも有益かも知れない。
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最近はこの写真よりも少しは綺麗に並べてあるが、納戸の天井には friio での録画データを始めとする大量な動画データが NAS に格納してあり、これを再生する為に LT-V100 を買い足した訳である。 |
そういう訳で、friio で録画した NAS 上の MPEG2-TS ファイルを再生してみる。
リビングの我が家の TV は少々古めで HDMI 端子を唯一装備していて、これを PlayStation3 が占有しているので、LT-V100 の視聴は今のところコンポジット・ビデオ出力を使った為か、地デジ番組としては標準的な 16M 程度のビットレートを持つ動画に於いて時折画像の乱れを生じた!
USB 接続した外部 HDD の動画を視聴する限りはその様な乱れが確認出来なかったのでネットワークの問題だと考えるが、自室の PC で NAS 上の同じ動画を PC で再生しても問題がない。HDMI 接続なら或いは解決出来る問題なのかも知れない。そうでなければフルハイビジョンを謳うプレーヤの名折れだと言える。
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ところで、これまで比較的長期に渡って親しんできた RCA コンポジットビデオ端子も来年(2011年)のデジタル放送を機に無くなる運命を持った端子である訳で、最新型 TV であっても、今でこそ RCA ビデオ端子を装備しているのが普通だが (勿論 HDMI が主流で、RCA は過去のアナログ機器用オマケ端子扱い) 10年後には絶滅しているだろう… |
USB 接続の外付け HDD は FAT32 以外のフォーマットも再生可能だが、NTFS の場合アロケーションユニットサイズが 4096 だとダメとか…カキコがあったので、自分は現在動画ストレージの標準フォーマットと言える FAT32 でフォーマットしておいた。
操作性は torne には敵わないが LT-H90DTV に比べると軽快で ”もっさり” した感じは受けない。ただ、動画のファイル数が莫大だと目当ての動画を探し当てるのに苦労するので、アルファベット順以外にも、ファイル更新日時や拡張子で並べ替える機能は欲しいと思った。
TV で動画を視聴するのに、PC を態々起動したくない人(家庭)には小型で場所も取らず、自らが NAS としても機能する LT-V100 は重宝すると思う。
初日の感想としては、そんなところか?
ひでのブログ https://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/
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