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2011年3月 3日 (木)

スイッチング・ハブの煩いファンを交換する

 先日、ファンが煩くて取り外して運用していたスイッチング・ハブは加熱が原因で故障したと思われるが、同様のハブをもう1台やはりファンを外して使っている為、急遽ファンを取り付けることにした。

 12V ファンを 5V で使用すればかなり回転が抑えられて静かになることを知っていたのでハブを静音化しようと以前実践したのだが、何故かファンは全く回転しなかった

P3030004w400 会社の同僚から  5V を印加してもちゃんと回転する 12V ファンを貰ったので、既に故障していると思われる(もしかしたら冷えて治ってるかも知れないけど) 24ポートのスイッチング・ハブで一先ずテストする。
P3030005w400 貰ったファンを繋いで見たが、やはり全く回転しない。
P3030007w400 そもそも、ファンの電源端子には 5V が来ているのだろうかと思い電圧を測ってみると、ちゃんと 5.1V の電圧が出ていた。
P3030008w400

同僚から貰った 12V 0.17A のファンを繋いで電圧を測るとショートでもしてるのか?と思うほど 7.3mV と信じられない迄に電圧降下している。

もともとのファンは 5V 0.2A の仕様で、このファンでないと回転しない理由が判らない。

 スイッチング・ハブの内蔵電源は 5V 単一電源なので、12V を作り出す為には別電源を搭載するか、5V を何等かの方法で昇圧するしかない。

 高々ファンを回す為に小型の 12V スイッチング・レギュレータを搭載するのもいまいち芸がないので、DC - DC コンバータを使うことにした。

 以前使えなくなった液晶の基板から DC - DC コンバータを取り出したことを思い出した。

Pc120013w300

DC-5V を入力すると DC-12V が出力されるもので、取り出せる電流は 120mA だがファンを回すには丁度良いかも…

イイもの持ってて良かった…

P3030010w400

で、こんなものを作った。

120mA を超えない様にファンは手持ちの 12V 0.07A の物を探し出した。

P3030011w400 ところが、やはり基板上のファン端子に繋いだのでは 12V ファンが回らない。
P3030001w400 ファン端子ではなく、5V スイッチング電源の出力コネクタ部にリード線を繋ぐとちゃんと回転する。
P3030003w400

…つか、それじゃ DC - DC コンバータ無しでスイッチング電源に直接 12V ファンを接続すれば回るんじゃないの?

 回りました!orz

 疲れた… DC - DC コンバータを介した 12V の方が高速で回るけど 5V で丁度イイ感じだ。

 とにかく基板上のファン用電源端子を使わなければ 5V の電源で 12V ファンを回転させることが出来た。

 勿論オリジナルな状態から比べると断然風量が弱いと思われるのでハブを熱で壊すリスクが無くなる訳ではないと思うけど、ファンレスな運転に比べれば上等だと思うし、16ポートのハブはこの度壊れた24ポートに比べると、もっと長時間ファンレスでの動作実績が長いので、少なくとも悪い方向には行かないと思う。

 納戸に設置したハブを降ろすのはちょっと重労働なので、週末にでも 12V ファンに入れ替えようと思う。

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