Windows VISTA 以降、OS が意図に反して勝手に起動することが多くなった。
起動と言っても、スタンバイ状態から勝手に復帰するのだが…
これまで、スタンバイが解除される原因の多くは、USB 接続したマウスや、リモコン等が反応したり、Windows Update が原因であることが殆どだった。
マウス関連で勝手にスタンバイ解除しない様に殆どの PC は設定を変更してあるのに。
今日、朝起きると2台の PC がスタンバイ復帰していて液晶モニターが煌々と光を放っていた。再びスタンバイ状態へ戻してくれるならまだしも、電源入りっ放しとするのは辞めてもらいたい!
…なので、復帰原因を調べてみた。
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コントロールパネル - システムとセキュリティ - 管理ツール - イベントビューアー で起動原因を探る |
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Windows ログの システムに着目して右側操作ウインドウから 「現在のログをフィルター」 でフィルターを開く |
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イベントリソース(V) に Power-Troubleshooter を選んで [ OK ] を押すと電源が入ったイベントだけを抽出出来る。 |
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午前8時頃に…
スリープ状態の解除を要求したスケジュールされたタスク XXXX を実行しますとログが残っている |
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[ 詳細 ] タブを見てみると
WakeSourceText Windows は、スリープ状態の解除を要求したスケジュールされたタスク '\Microsoft\Windows\Media Center\mcupdate_scheduled' を実行します
…とある。
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身に覚えはないが、Media Center が勝手に何かのスケジュールを登録したらしいので、Media Center の 「オプション」 設定を見ると、ファイルのメディア情報の自動更新で [v] インターネットから追加情報を取得する(F) にチェックが入っていたので [ ] チェックを抜いておいた。 |
いつものことだが、自動的に更新する様な設定をした覚えはないけど、そうなっているから仕方ない。
もう1台、勝手にスタンバイが解除されていた PC についても…
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Windows Update 設定が、新しい更新プログラムのインストール(N):毎日午前3時に 「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」 の設定に変わっていた。
変わったというのは、以前から意図的に 「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストール を行うかどうかは選択する」 と設定してあった筈。 |
一体誰が(どのプログラムが)設定を変更してしまうのだろうか?全く迷惑なことだ!
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恐らく、以前 VISTA でそうだった様に
Microsoft Security Essentials が設定を変更したのではないかと思われる (証拠を掴んでいないので推測です!) |
VISTA の時は有料パッケージソフトだったWindows Live™ OneCare™ の挙動が甘利にも酷くてアンインストールした経緯がある。
Windows Live™ OneCare™ アンインストールに及んだ理由
- Windows Update を勝手に自動更新する様な設定に変えてしまう。
- DISC のデフラグを勝手に行う!しかも機能を停止出来ない
Microsoft Security Essentials は無料のウイルス対策ソフトで、我が家ではもうコレが全ての PC で活躍している。
嘗てウイルス対策ソフトとして、ウイルスバスタを使っていたものの、PC が10台も存在すると毎年のライセンス購入費用に四苦八苦していたので、Microsoft が無料でウイルス対策ソフトを提供してくれると知った時は嬉しかった。
2009年後半には開発コード名は「Morro」と呼ばれる無料のウイルス対策ソフトが提供される予定
今の処 Microsoft Security Essentials に大きな不満はないけど、今後 Security Essentials が意図に反する振る舞いを行うなら対策を考えねばならない…
ひでのブログ https://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/
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