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2011年10月20日 (木)

内蔵 HDD が IDE のノート PC を SATA HDD に交換

 古い型のノート PC を SSD 化したいのだが、内蔵する HDD は IDE 接続の 2.5インチなので、IDE インターフェースな SSD を購入する必要がある。

 Kingston SNV125-S2/30GB の SSD を購入したので、先日購入した 2.5IDE ⇔ SATA 変換アダプターを使ってノート PC に SATA HDD を内蔵してみた。

Pa200003w400

 なにも、P-ATA の 2.5インチ HDD を購入すれば事は簡単なのだけれど、P-ATA の HDD は今となっては値段が高いし、将来容量を増やしたい時のことを考えると (もっとも、その予定は全くないけど) 今では一般的に安価で購入出来る SATA の HDD を内蔵した方が良いと思った。

Pa200005w400  Kingston SNV125-S2 シリーズの凄いところは、ケースを開けると基板寸法が非常に小さいので、2.5IDE ⇔ SATA 変換アダプターを接続してノート PC に内蔵しても大きさで困ることはない点。
Pa200009w400  普通の SSD だと、ケースを開けると、ケース内に基板がビッシリと詰まっているのが普通。
Pa200011w400

 左が先日購入した 2.5IDE ⇔ SATA 変換アダプターでかなり小型ではあるけど、HDD に接続するとなると 15mm 寸法が伸びてしまう。

 が、Kingston SNV125-S2 をケースから出して基板剥き出しで接続すれば普通の 2.5インチ HDD よりも小型となる。

Pa200010w400  ノート PC の分解はデスクトップに比べると、ちょっと面倒。
Pa200013w400  2.5 インチの IDE HDD がこの大きさ。
Pa200012w400

  2.5IDE ⇔ SATA 変換アダプターと SSD はこのスペースに楽々入るし、重量も軽くなる。

 HDD の消費電流は 0.7A で SSD が 0.3A なのでバッテリーの持ちも期待出来る。

Cfw4  今回 SSD に換装したノート PC は Panasonic の CF-W4 で、普通のノート PC なら、以上で SSD 化は完了すると思われるが、この PC の場合は更に以下の改造が必要。
6578

 2.5IDE - SATA 変換アダプターを購入した際に書かれていた説明通りアダプターのレギュレータ端子 2-3 をブリッジする。

 理由は、IDE 端子に 3.3V しか電圧が来てないらしい。

1_8zif2_5hddv1_23206

 更に、IDE 端子の 41pin +V(Logic) ピンを抜かないと、PC で HDD が認識しないという面倒がある。

Ssd

 DiskMark で SSD の速度を測ってみると結構遅い orz

HDD の時、どの程度の速度だったか測らなかったのは失敗。

 元々軽量なノート PC だったけど更に軽くなったこと、”カサカサ” と音がした HDD が無くなってほぼ無音となったこと、ファイル・アクセスも若干速くなって延命措置としては成功だったと思う。

 実を言うと自分の場合、家では殆どノート PC を使わないのだけれど、家族に web 上の情報をその場で見せたい場合等には重宝している。


 実はこの低速なアクセススピード問題は UDMA2 病と言って、ノート PC を SSD 化すると多くの方が経験する問題の様です。後に記事にします。(2011年10月23日追記)

ひでのブログ https://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/

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