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2011年10月16日 (日)

液晶が壊れたノート PC をキーボード型 PC として活用する - その2

 液晶のバックライトが故障した PC を有効活用すべく、CPU の換装を行った。

 PC-LL550HG の CPU 換装に関しては Google 検索すると参考記事が沢山出てくる。

Pa080002w400  既に故障した液晶部は取り外して、キーボード型 PC として改造してある。
Opencpu NEC Lavie PC-LL550HG というノート PC だけど、CPU を換装するには、本体裏面の一部カバーを外すだけで、簡単に交換出来る点が他のノート PC とは異なっている。
Set

 ヒートシンクとファンを外し、ソケットに刺さった CPU を抜く。

 元々挿さっている CPU は Mobile AMD Sempron 3200+ 1.6GHz

 TDP は 25W

Cpucore

 換装する CPU は、デュアルコアの AMD Turion 64 X2 TL-60 2GHz TMDTL60HAX5DM

 TDP は 35W

Cooler  TDP が 10W 増えるのでこのヒートシンクで事が足りるかはちょっと不安
Score  Windows VISTA でのエクスペリエンス・インデックスの CPU スコアは、Sempron 3200+ 1.6GHz 3.4 だった
Score2  CPU 換装後の CPU スコアは Turion 64 X2 TL-60 2GHz 4.3 に上がった。
Hddopen

 折角の 64bit CPU なので、Windows7 64bit をインストールしてみたい。

 ワイヤレス LAN のドライバとか苦労せずに当たるかな?

Ssd  SATA の HDD に替えて SSD にインストールしてみる。
Win7  Windows7 64bit のインストール自体は問題なく終わった。
Device2

 やはり、Windows7 のクリンインストールではワイヤレス LAN のドライバが 当たらない。

 他にも 「基本システムデバイス」、「不明なデバイス」 にドライバが当たっていない。

 ATI Radeon Xpress 1100 のドライバも標準ディスプレイドライバとなっているし、接続した液晶の解像度 1366x768 を選択出来ないし…

 元々この Lavie は Windows VISTA がインストールされたノート PC なので、Windows 7 のドライバを探すのも苦労しそうだ…

 どうしても Win7 を使いたい訳でもないし、ライセンスをアクティベートするのも勿体無いから VISTA に戻そう…

Cpuz

 VISTA の HDD に戻して、いちおう CPU-Z で確認すると正しく CPU を認識しているので、これで良しとする。

 シングル core の Sempron に比べれば体感速度も上がったし…ただ、core 2 duo の 2.0GHz に比べると随分と非力な感じがする。

 CPU をディアルコア化した為に TDP が 10W 増えたことで CPU ファンが煩く回転する様になった。それに伴いバッテリーの持ちが悪くなるだろうけど、液晶を取り外してキーボード型デスクトップ PC としたので基本常時 AC 駆動だから問題ない。

 で、結局 「有効利用」 とは言っても PC が有り余っている我が家では全く使い道がないので(笑)、安値で誰かの手に渡ることであろう…

ひでのブログ https://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/

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