BOSE 501X ウーファーを天井裏へ設置
先日ダイニングの天井を BOSE のスピーカへ変更した。
- 天井スピーカを BOSE に変更 その2 2012年10月
今回は左右のスピーカ(赤丸部分)の間に BOSE 501X というウーファーを設置しようと思う。 我が家はリビング・ダイニング、キッチンが2階にある為ダイニングの天井裏は屋根裏となっている。 |
BOSE 501X はもの凄く古いモデルのアコースティックウーファで、先日落札した JUNK 品と違ってパワード・アンプを内蔵していない。むしろ、天井裏に設置するので安全面を考えても電力を必要とするスピーカは設置したくない。
また、BOSE 501Z というウーファを自室で使っているが、501Z はエンクロージャが樹脂製に対して 501X は木製なので、天井裏でネジ留めするには都合が良い。
BOSE 501X はこの様な風貌をしている。 バスレフ・ダクトは 63mm 程の穴が2つ開いている。 この穴から出る低音を天井裏からダイニングの室内へ伝えるべく造作を行う。 | |
いちおう JUNK 品扱いを某オークションで落札したものだが、中身は綺麗で、スピーカのエッジ等にも問題は無さそう。 何を隠そう、先日入札を忘れたブツは ”こいつ” のことで、意外にも \1,000 の開始価格で落札出来た (何を考えたか出品者様が、その後、終了日時を日曜から火曜日へ変更してくれたことが勝因だった) | |
内蔵されたネットワークはこの様なモノだった。 AM-01 用のスピーカが余っているので、このネットワークだけが安く手に入ると嬉しい。 | |
人がやっと入れる位の小さな点検口から 501X を持ってダイニングの天井裏へ入る。 | |
パスレフ・ダクトを45度に折るために、ホームセンターで塩ビのエルボーと、天井に取り付ける為のガラリを買ってきた。 | |
左右のスピーカの間に、バスレフ・ダクト穴を開ける。 | |
開口にはいつもの様にダウンライト・カッターを使う。
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これがあると、大量の埃を浴びずに済むし、簡単に天井を開口出来る。 | |
開口部の寸法と位置の割り出しが面倒だったが、この通り問題なくガラリを取り付けることが出来た。 | |
一方、天井裏では 501X にエルボーを取り付けて、ガラリとの気密を確保する為、「気密・防水クロステープ」 というテープを巻いた。 | |
バスレフ・ダクトを折り曲げて、天井から ”風” を落とす感じ…事実演奏中ウーファのダクトに手を翳すと ”風” を感じる。 ウーファを立てて直接天井の上に置いてしまえば、エルボーも必要なかったが、天井に重量物を置くとなると固定工事が必要となるので 45度に曲げることにした。 | |
そういう訳で、BOSE 501X は軽天に乗せるだけ。 地震で簡単に動かない様に梁へ金具で固定する。 | |
固定が完了して、防音材を兼ねた断熱材を載せる。 この状態で天井裏への音漏れは随分と減った。 |
目立たずに、ウーファーのダクトを室内へ導いた。 エルボー部で音のビビリが出るのでは?或いは、気流抵抗により音質が変わるのでは?と懸念もあったが塩ビが堅いことと曲げた距離も短いので、然程の影響は感じられない。 |
美感的理由でダクトにはガラリ(通気口の羽)を取り付けたが、これを取り付けると激しく低音の出方が変わる! 重低音が出なくなるのだ! | |
なので、ガラリは取り外してしまったが… | |
穴が開きっ放しなのが、ちょっと… ダクトの距離が伸びてしまった為か、低音部が指向性を持ってしまった様で、ダクトの真下が一番低音を感じる。 |
アンプは BOSE 1706II を使う。 CD を聴いてみると、自室で使っている 501Z と比べて重低音の出方がイマイチ悪いが、ダイニングで BGM を流す分には十分だろう。 小さな音量でも豊かな (しかし、煩くない) 低音が楽しめる様になったので家のプチ改造としては成功だったと言える。 |
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