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2013年11月 8日 (金)

JUNK な HP ProBook 4520s の CPU を換装

 今日は、ハードオフで JUNK な HP ノート PC ProBook 4520s をゲットした。

20131108_180927v400

Windows XP 起動してましたが、リカバリ出来ない為、HDD フォーマットしました。CPU:Celeron 1.87GHz、RAM:2GB、HDD:250GB、DVD マルチドライブ、バッテリ、AC アダプタ付

…という代物で \5,040

Pb080002w400 Pb080004w400

 ブツは、こんな感じでクリーニングすれば、かなり綺麗な品物となる予定。

 Windows XP が動いていたということだけど、プロダクトシールは Windows 7 Pro. OA が付いていたのも購入の決め手。

 OS をダウングレードして使っていたと思われる。

 この ProBook 4520s だけど、CPU 等のスペックは広範囲で、インテル® Celeron® プロセッサー P4500 ~ インテル® Core™ i5-560M プロセッサー (3MB L3キャッシュ、動作周波数2.66GHz (ターボブースト利用時は最大3.20GHz))と選択肢があるらしいが、今回手に入れたのは、最下位モデルの Celeron P4500。

 ただ、今時の Celeron は 2コア、2スレッドだから、Core 2 Duo 程度のパフォーマンスは持っている。

 P4500 は PGA988 のソケットなので、手持ちの Intel® Core™ i3-380M Processor
(3M cache, 2.53 GHz) が使えるかな?と思ったので、CPU を交換することにした。

Pb080010w400  Core™ i3-380M は、会社の同僚から頂いた、故障して不動の HP Pavilion g4 から抜くことにした。
Pb080011w400  Pavilion g4 のマザーボードを取り出す。
Pb080012w400

 両面テープで貼られた CPU ファンを外すと、CPU が現れる。

Pb080006w400

 さて、ProBook 4520s の分解で悩んだ点だけど、本体裏面にはネジが1本もなく、バッテリーケースに2本と本体背面に隠しネジがあったこと、これを外さないとスイッチパネルがどうにも外れない。

Pb080008w400  キーボードとバームレストを外すと、HDD、メモリ、光学ドライブ、CPU と主要なパールにアクセス出来た。
Pb080009w400  CPU を Celeron から Core i-3 に換装してみる。
Pb080015w400  試しに BIOS を起動すると、ちゃんと起動出来たので、CPU 換装は一先ず成功したと見られる。
Pb080016w400  BIOS の System Information でも Intel(R) Core(TM) i3 CPU M380 と表示されている。
Pb080021w400

 CPU グリスを一旦拭き取って新たに塗り直す。

 メモリも 2GB から 4GB へ変更した。

 Windows Professional 64bit をインストールしてみた。

Keyw400

 内部は殆ど埃が無く綺麗だった。

 それでも簡単に内部クリーニングを行い、外装もクリーニングしたら、随分と綺麗になった。

 キーボードもテカリがなくて美しい!

Winw400  OS インストール後の動作は、未だドライバが当たってない部分もあるけど、無線 LAN、サウンド、液晶表示等問題は無さそう…

 ところが、Windows update を実行中に突然電源が切れる現象が起こった。

3  CoreTemp で CPU の温度を測ると 90℃!90℃を越えると電源が落ちる様だ。

 仕方ないので i3 を諦めて Celeron に戻したが結果は同じ。

Pb090003w400_2

 再びバラしてヒートシンクを触ると、目茶目茶熱くなってる!触れない位に…

 で、FAN は回っているんだけど、明らかに低速で、どう見てもこの温度に見合う回転を行なってない orz

 ファンは珍しく4線式のファンだし、ファンの故障というよりもファンを駆動する回路に問題がありそう…

 これだけ綺麗な PC なので、電源が落ちるから手放したんだね…

 追記:

 90℃付近になると、肝心な処でファンの回転が止まったりする!

 ファン自体は汚れも殆ど無いし、壊れているとは思えないけど、ファンを交換してみたいと思う。

 追記:

 なんか治ったみたい…

Device

 ディスプレイアダプターにドライバが正しく当たってなかった

 たしか 「標準 VGA」 のドライバだったと思うけど、ドライバを更新して Intel(R) HD Graphics のドライバが正しく入ったら、熱暴走しなくなりました

 そんなことで、熱暴走させたのは初めてだわ

2  YouTube の HD 動画を試聴していると、直ぐに90℃に達していた CPU 温度も、ドライバを更新後は 45℃程度で落ち着いた。

 Core i3 化するのは少し様子を見てからにしようと思う。

 Celeron P4500 の TDP が 25W、対して core i3-380M の TDP が 35W と、10W も大きいから…

 でも、ProBook 4520s の最上位 CPU は i5-560M で TDP が 35W なので、このモデルも同じ CPU ファンを使っているとするなら、35W の TDP も問題は無い筈だけどね。

 本日は、ディスプレイ・ドライバが正しくないと熱暴走することが有るって教訓を得た。

 追記:

 嘘でした!

 やっぱり治ってません。動画再生と同時に Windows update を行なうと負荷が高くなって温度が上がり 90℃に達すると電源が落ちます

 やはり、ファンの回転が足りない様だわ。

 いや~楽しませてくれる JUNK 品だわwww

ひでのブログ https://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/

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コメント

はじめまして
 同機種を使用していますが、今年の夏にやたらと熱暴走するので色々と見てみると、ファンは回転するが、吹き出し口からほとんど風が出ていませんでした。そこで分解したところ、吹き出し口の奥のヒートシンクのスリット部分に、埃がびっしり詰まっていました。
この埃を取り除くと、熱暴走は無くなりました。
 既にFANも交換されたので、その際にヒートシンクのスリット側も目視で確認されたとは思いますが、ご参考まで。

投稿: usahiro | 2013年11月23日 (土) 10時58分

usahiro さん、コメントありがとうございます

>埃がびっしり
熱暴走が無くなって良かったですね。

私の場合は、ファンが完全に停止するので、どうにも…

投稿: ひで | 2013年11月23日 (土) 13時59分

持ってるパソコンが同機種なんですが・・・回路が問題なければファンの交換もなしでi5やi3に変えれますよね?

回路の故障でしたらマザーボードを買ってきて交換すれば直るのでわ?・・・

投稿: dydo5 | 2014年3月11日 (火) 14時49分

dydo5 さん、こんにちは

CPU 換装にファンの交換は必要ありません。

マザーボード交換の費用に見合うほどの PC でもないので
売却してしまいました。

投稿: ひで | 2014年3月12日 (水) 01時16分

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