以前から UHF アンテナを屋根裏に設置したいと思っていた。
BS/110 度 CS アンテナも屋根裏に設置したくなるが、電波の波長が、光程は短くないものの、光が入らない様なカーテン越しでも受信しなくなるらしいので屋根裏への設置は無理。
対して UHF のアンテナは衛星放送の電波と比べて波長が長い。また、VHF と違って導波器がコンパクトな為に、新築の家ではアンテナを屋根裏に隠蔽する人も増えたそうだ。
電気屋の友人と作業する予定だったけど、今月中に実現しそうもないので、独りで頑張ります!
|
設置を予定している場所は、2F キッチン真上の屋根裏で青枠部分
我が家の場合、東側の天井は南も北も勾配天井なので、屋根裏は無い。 |
|
このステンドグラスの裏側に南側の屋根裏が存在する。
下の間取り図は左が2階、右が、その上のロフト部 |
|
|
|
外観図で見ると、青枠部分にアンテナを隠蔽する。
隠蔽の目的は、屋根の上をスッキリさせたいのと、落雷に依る被害を避けたい為。
現状屋根の上には、無用の長物となった VHF アンテナと UHF アンテナが東京タワーに向けて載っている。 |
あ、一番の理由を書き忘れた!
BS/110 度 CS アンテナを設置する (その3) の信号を混合する必要があるのだけど、屋根の上に VHF/UHF の混合器&ブースターが有る。
屋根の上のブースターを外すには、当然屋根に登る必要があるけど、屋内だけで BS/110度 CS & UHF を混合したかった。
我が家は東京武蔵村山なので、電波は東から届く。
屋根裏の左右方向は、ほぼ東西の方向で、東京タワーに向けるには角度が急だった。
|
しかし、スカイツリーから電波が発射されたお蔭で、左の地図に書かれた青い線の方向にアンテナを向ければ受信出来る。
因みに、東京タワーへ向けるには赤い線の方向。 |
この角度なら、なんとか東西方向にアンテナを設置出来そう…
と、いうことでダメ元でアンテナを購入!
|
\3,801 のプライム対象商品で翌日に送料タダで届く (今日見に行ったら \4,280 に値上げしてた) |
素子数が多いと天井裏での微妙な回転が危ぶまれるので、長さの短い 14素子と控えめな物を選んだが、X字型の4段ディレクター(導波器)を装備しているので全長が短いワリに高利得なアンテナらしい。
しかも、値段が安くて (ダメだった場合に諦めもつく値段)、カスタマーレビューでも多数絶賛されている。
|
で、アンテナが届いた!
デカイ箱のワリには軽い。 |
|
しかし単純な構造だよな… |
|
屋根裏に入るには狭い点検口から入る為、アンテナを完成させて持ち込むことが出来ない。
なので、屋根裏で組み立て作業を行う。 |
|
また、アンテナを設置する為のマストや取付金具は予め用意しておいた。
マストに関しては、近所のホームセンターで売ってなかったのでテキトーな金属のパイプ \200 を買った。
取付ステーは \480 位だった。 |
|
S-5CFB の同軸ケーブルも予め F型プラグを装着しておく。
両端を処理しておいたのに、アンテナ側は先バラとする必要があった orz |
そういう訳で、屋根裏での工作課程は面倒なので記事を省きます。
|
設置しました!
アンテナの向きは、BS/110 度 CS アンテナを設置する (その3)で購入した家庭用受信機器 BS/UHFチェッカを使いました。
屋根の上に立っているアンテナと比べると 3m 程下の位置ですが、出来る限り高い位置に取り付けました。 |
|
スカイツリーへ向けての角度で、ぎりぎりでした。
これ以上アンテナを回転するには屋根裏の間柱を切断するしかありませんでした。
東京タワーへ向けてだと角度が急過ぎて面倒な事になってましたから、スカイツリー様々です。 |
|
|
|
受信感度に関しても、2分配器で分配した状態で信号強度が 80 (TOKYO MX)~87(他局)を示しました。
スカイツリーは東京タワーよりも電波が強いらしいし… |
ということで、UHF アンテナを屋根裏へ設置は大成功だったと思います。
屋根の上の VHF/UHF アンテナは電気屋の友人に撤去を任せるwww
狭い場所で、無理な姿勢を長い時間強いられたことと、軽いとは言えアンテナを持ち上げたり降ろしたりの作業で体中が痛い…
明日は、BS/110 度 CS アンテナと UHF 今回のアンテナを混合して家中のアンテナコンセントへ分配する作業を行う予定です。
ひでのブログ https://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/
最近のコメント