画面表示しない dynabook を久々に弄る

　今日は、久々に画面表示されないという代物の JUNK 品、TOSHIBA dynabook AX53 をゲットした。

　チップセットの半田ボール浮きか、プロードライザ故障の何れかであることは最初から判っている。

• dynabook TX/65、66 のプロードライザを交換する （５） 追記あり　2013年5月
• プロードライザを交換しても再起動が掛かる dynabook で AC 使用時の電源の汚さを目で見たい（その２）　2013年6月

　修理しても問題が再発することがあるので、もう手を出さない dynabook だったけど、格安で手に入ったので購入してみた。

	今回の dynabook AX53 は Core 2 duo ではなく、Celeron 550 dual core のモデルで、AC アダプター駆動だろうと、バッテリー駆動だろうと電源が入っても画面表示が成されない状態。
	電源を入れると、”ぴー” っと発振した様な小さな音が聞こえる。プロードライザと並列に 103 (0.01μF) のコンデンサを接続した時に似ている。 　もう、分解慣れした PC だ。
	発振音が微かに聞こえるからプロードライザ絡みとは思うけど、全く絵が出ないとなると、左のグラフィックチップも怪しい。
	基板を取り出して、リフローしてみる。
	さて、電源は入るものの、画面は真っ暗のまま。 　外部 VGA 出力でも絵が出ません。

　やはり、プロードライザ故障か…

　しかし、プロードライザ交換するのも面倒だし、もう手持ちが無かった様な気もするので、別の手法を試みる。

• JUNK な PlayStation3 CECH-A00 をリフローで修理　2013年8月

　PS3 をリフローするとき、プロードライザ OE128 をヒートガンの温度 350℃でリフローした。（因みに  500℃でリフローすると直ぐにモールドが融け始める。）

　プロードライザは交換せずとも PS3 の様に、リフローで治ったりしないだろうか？　

	低温でリフローすることを理由に横着してマザーボードを取り出すことなく、ケースに入ったままリフローすることにするｗｗｗ
	CPU ファンとか融けると嫌なので、いちおうアルミホイルは巻いておく…
	バッテリーで起動すると BIOS が立ち上がった！ 　先ほどまでは何やっても起動しなかったのに！
	が、AC アダプターを挿した途端、BIOS の画面表示が乱れてハングアップしました orz

　モールドが溶けない程度に、もう少しプロードライザをリフローすると良いのだろうか？

　プロードライザとマザーボードとは広い面積のランドで半田付されているが、半田が劣化してインピーダンスが変化するのだろうね。

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