HP の偽物 AC アダプタを X 線で見てみる
- オークションで購入した HP の AC アダプタが偽物臭い 2015年6月
先日オークションで購入した異常に熱くなる AC アダプタを非破壊で調べてみたい。
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会社のX線検査装置を借りてインチキな AC アダプタの中を見てみよう。 |
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中はこんな感じでした。
やはり、スイッチング回路が入っている様には思えません。中央部右手には IC を実装するランドが存在していますが、IC は実装されてません。
ダイオードの平滑回路とコンデンサ、電流制限抵抗と3端子レギュレータがそれぞれ2組という回路構成ではないでしょうか?
部品配置を敢えてスイッチング回路に似せている様にも思えます。(後日本物も X 線で検査する予定)
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黄枠:3端子レギュレータ 緑枠:ダイオード |
3端子レギュレータだとすると、何故2組使っているか推理しました。下記は想像した等価回路。
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19V 出力の3端子レギュレータは一般的でなく、12V や 8V のレギュレータは安価に入手出来ます。
なので、センタータップ付 (センターではなくオフセットしてるかも知れないけど) トランスを使って下記の様に+12V、-8V を別々に作って、合成すれば 20V の電圧を得ることが出来ます。
因みに無付加時の DC 出力電圧を測ると 19.36V でしたけど…
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アダプタ本体には 19V 1.58A 30W と書かれてますが、1A も取れるだろうか?? |
スイッチング電源ではないので、この大きさのトランスでは 300mA 程度しか取り出せないと思います。発熱の大きな理由は3端子レギュレータの損失よりもトランスの発熱かも知れません。
電気に詳しい人、どう思います?
自分で書いてて、やはりこのトランスのサイズだとバッテリー空状態からの充電は絶対不可能だと思うので、3端子レギュレータでは無く、簡単なスイッチング電源なのかな?と思えてきました。
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