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2015年7月 7日 (火)

HP の偽物 AC アダプタを分解してみる 

 偽物と思われる AC アダプタを X 線で透視してみましたが、実際に分解することにしました。

P7010232w400  塩ビパイプ等を切断するラチェットカッターを使って、抉じ開ける。
P7010233w400  そこそこ綺麗に、殻が割れました。

 さて、中身は?

1w500

 最初は3端子レギュレータか?と思ったものの、トランスが小さすぎるので、その可能性は有り得ないと否定しましたけど、やはり簡単とは言えスイッチング回路の様です。

2_4

 X 線では中央右の IC が実装されて無い様に見えましたが、FYQ008 という 2.95V to 6V Input, 5A Synchronous Step-Down SWIFT™ Converter が搭載されてます。

P7010235w400  3端子レギュレータに見えた、3反品物体は F010U10 と書かれたショットキーバリアダイオードの様です。
P7010236w400  もう1つは、5N60C と書かれた Quad Output Step-Down DC/DC Converter for Automotive ということでした。

 何れにしても、トランスと整流、平滑回路だけの代物ではありませんでした。

 コイルの類は1個だけですが、簡単なスイッチング電源らしいです。

 しかし、半端じゃない発熱と ”ジー” と音が出るのは何故でしょうか?

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