HP の偽物 AC アダプタを分解してみる
- HP の偽物 AC アダプタを X 線で見てみる 2015年6月
偽物と思われる AC アダプタを X 線で透視してみましたが、実際に分解することにしました。
塩ビパイプ等を切断するラチェットカッターを使って、抉じ開ける。 | |
そこそこ綺麗に、殻が割れました。 |
さて、中身は?
最初は3端子レギュレータか?と思ったものの、トランスが小さすぎるので、その可能性は有り得ないと否定しましたけど、やはり簡単とは言えスイッチング回路の様です。
X 線では中央右の IC が実装されて無い様に見えましたが、FYQ008 という 2.95V to 6V Input, 5A Synchronous Step-Down SWIFT™ Converter が搭載されてます。
3端子レギュレータに見えた、3反品物体は F010U10 と書かれたショットキーバリアダイオードの様です。 | |
もう1つは、5N60C と書かれた Quad Output Step-Down DC/DC Converter for Automotive ということでした。 |
何れにしても、トランスと整流、平滑回路だけの代物ではありませんでした。
コイルの類は1個だけですが、簡単なスイッチング電源らしいです。
しかし、半端じゃない発熱と ”ジー” と音が出るのは何故でしょうか?
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