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2018年5月13日 (日)

SHURE BETA58A のワイヤレス化 ②

 カラオケ用光学ワイヤレスマイクに改造した BETA58A でしたが、マイクカートリッジを分解してしまった為か、本来の音が出ない、ハウリングが酷い…とイマイチ使い物になりませんでした。

 その後、カートリッジ裏側の気密性を好くした処、ハウリングがピタっと収まりました

 これまで幾つかマイク改造を行って経験的に、マイク裏側の気密が悪いとハウリングを起こす事が判りました。

 でいちおう SHURE BETA58A のワイヤレス化使い物になるレベルとはなりましたが、本来(有線)の BETA58A に比べると低音の出がイマイチ悪いです。

_dsc2980w400  これの理由は、やはり裏面のパイプを切断して 2mm 程度短くなった為と考えられます。

 マイク裏面のパイプが太く長いと低音を好く拾います。スピーカと同じ原理だと思います。

 パイプ長が7%短くなっただけでも音質に影響します。メーカーは緻密にパイプの容積等を設計していると思います。

 ということで、今回はワイヤレス化 ② ということで、出来るだけ BETA58A の原型を保ちながらワイヤレス化してみたいと思います。

 音が出ない JUNK な BETA58A をゲット した物を使って ② を作ります。

_dsc3014w400

 カートリッジをは一切壊さずにワイヤレス化してみました。

 この状態でもハウリングは起こし辛い事が判りました。

 理由は、マイク裏面が密閉されている為と考えます。

_dsc3017w400

 出来るだけ本来の音質を損なわない様に BETA58A のハウジングを一部使うことにします。

 トランスを除くカートリッジが収納されている部分は BETA58A の物をそのまま使います。

_dsc3018w400

 その為に、パイプカッターで惜しげも無くハンドル部分を切断します。

_dsc3019w400  カートリッジを切断したハウジングに戻します。
_dsc3020w400

 ワイヤレスマイクに繋いで…

 トランスは SHURE BETA58A のワイヤレス化 と同じ方法で収納しました。

_dsc3016w400  自己融着テープを使って一時的に本体を繋ぎ合わせます。
_dsc3021w400  見栄えは悪いですが実験評価用です。

 上の記事で目論んだ物理的結合に依ってワイヤレス化しました。

 カラオケ屋に持ち込んでみた処、本来の BETA58A とほぼ同じ音質、音圧が得られました。大成功です!

 さて、テープで繋いだだけでは流石に恰好が悪いので、更に工作は続きます。

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