YAMAHA AUDIOGRAM6 に光学トランスミッタを内蔵
カラオケで有線マイクを使うために、光学式トランスミッタを2台作成してきました。
- カラオケ用光学トランスミッタ作成 ② 2018年4月
- カラオケ用光学トランスミッタ2号機にアッテネータを装備 2018年5月
この度、中古のミキサーを購入しました。
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電源は USB 端子から供給される 5V で、コンデンサマイク用 48V ファンタム電源を内蔵しています。 |
当初改造するつもりはありませんでしたが、中を開けてみた処、底面に一定の隙間(容積)があったので、空間を利用したくなりました。
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早速ライン出力部分にリード線を配線しました。 |
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ミキサーへ内蔵する部品を製作します。 光学式カラオケマイクから取り出した赤外発光ダイオードにリード線と抵抗器を付けたハーネスを製作。 |
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audiotechnica AT-CLM700T の基板を内蔵します。 一旦乾電池で動作確認を行います。 |
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次に電源部のパーツを用意します。USB の 5V 電源ではマイクに内蔵していた基板を動作出来ないので、3V へ降圧する必要があります。 20年も昔なら3端子レギュレータを使ったと思いますが… |
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5個で \780 とお手頃価格のステップダウンモジュールを使います。こんなこともあろうかと以前購入してました。 |
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基板の絶縁の為、収縮チューブを巻いてしまいます。 |
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こんなかんじに… |
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マイクに内蔵されていた基板は電源スイッチの黒いノブが長いので、スイッチONの位置で切り落とします。 ノブを切らないと寸法上ミキサーに内蔵することが出来ませんでした。この基板も収縮チューブを巻いて絶縁しまます。 |
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赤白黒のリード線は STEREO のライン出力ですが、マイク基板へは左の音だけを入力することにしました。 抵抗器で左右の音を合成してしまうと本来機能のミキサーを PC 等で使いたくなった際に、チャンネル・セパレーションが悪くなります。 |
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こんな風に底面に内蔵することが出来ました。 気になっていたステップダウンモジュール(5V → 3V)のスイッチングノイズがアナログ信号に乗ることもありませんでした。 |
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赤外発光ダイオードはミキサーの背面、写真赤丸部分へ2コ装備しました。 目立たずに配置出来ました。 |
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外観上は2個の LED が増えただけで改造した痕跡を表してません。 カラオケ屋で使う際はスマホ等用のポータブル電源 5V を使います。 |
という事でファンタム電源を内蔵した光学トランスミッタが完成しました。
勿論、ミキサーとしての機能はそのまま使えますが、トランスミッタで飛ばせる音は左チャンネルだけです。
電源スイッチの装備や、バッテリー内蔵も画策してますので更にバージョンアップするかも知れません。
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